三月三日の雛祭は、古く「上巳(じょうし)の節供」と呼ばれていました。上巳とは、その月の最初の巳の日(みのひ)の事で、古代中国では川のほとりに男女が集まり、けがれを袚い禊(みそぎ)をおこなう「上巳の袚い」という行事があったそうです。魏晋以後、月のはじめの巳の日ではなく三月三日に固定され、水浴の風習は次第にうすれ、つみ草や酒宴等が主な行事へと変遷していったようです。
この習俗は日本にも伝わり、「日本書紀」に顕宗(けんそう)天皇の元年(四八五年)・二年・三年の三月上巳に曲水宴(きょくすいえん)が催されたという記録が残っていますが、その後「続日本紀」に記されている文武天皇五年(七0一年)三月三日の宴まで、記述が見えない事から信憑性が疑われているそうです。
平安時代には宮廷の女官が正月に人形を作って遊ぶ事や、「水辺の袚い」を行い、舟に「ひとがた」と呼ばれてる人形をのせて流した事などが、「枕草子」や「源氏物語」に語られています。
雛祭は、曲水宴・雛遊び・水辺の袚いなど様々な習俗が入り混じり、宮廷から公家、武家から一般社会へと引き継がれて次第に遊びの要素を強くしていったものと思われます。
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